税務経営情報 vol.294
輝かしい新年をお迎えのことと
本年もよろしくお願いいたします。
心よりお慶び申し上げます。
昨年も日本ではデフレからの脱却が出来ませんでした。
しかし、原油安によるガソリン価格の下落や原材料コストの低下、外国からの観光客来日の増加等景況感を示していますが、反面、東芝の不正会計処理やマンションくい打ち・免震ゴム・血液製剤などのデーター改ざんが発覚し、日本人としてもっとしっかりしろと云いたくなります。我々の先人たちが築いてきた「清く」「明るく」「正しく」「直く」の精神を取り戻し、前を向いて進んでいかなければならないと考えます。
新しい申年も皆々様のご多幸とご繁栄をスタッフ一同心からお祈りいたします。
スタッフ一同
厄年ではないけれど・・・
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いしいたします。
無事に年が明けました。毎年元旦の新聞を見ていると、〇〇資格取得、習い事を始めませんかであるとか年初めに何かを始めるきっかけの内容の記事が目につきます。あと元旦以外に新年度の4月1日にも多く見られます。年が明けるということは、地球が太陽の周りを一周して便宜上定められたスタートラインに立つことができ、さぁやるぞと気持ちの入ることでもあり、その気持ちに後押しする記事が多いのでしょう。
私は年が明けたきっかけで何かをするというのもいいですが、自分の中でこのままではいけないなぁと思いなんとかしないといけないと思った瞬間がスタートラインだと思っています。その瞬間を強く意識したのが、小学5、6年生の頃です。
小学校の各学期の初めに、毎回毎回クラスの学級委員長を決める行事がありました。大体立候補で選出されるのですが、それまでは私自身絶対関係ない行事と思って過ごしてきました。その頃の私は、体こそ大きかったのですが、気持ちが小さくリーダーシップをとって何かをするなんて、まして赤面にあがり症なので人前でしゃべるなんて絶対にありえませんでした。なのでその時はいつも下を向いて当たらない様に、自分には関係ないように振る舞っていました。しかし自分には関係ないと思っていても、何となくいやな感じがずっと残っていました。
小学校5年生の三学期の学級委員長を決める時、期間が短いこともあって、ちょっとやってもいいかなぁと思いましたが、その一歩が踏み切れませんでした。その時はなかなか決まらなかったと思うのですが、先生がもう一度誰かやる人いませんかと尋ねたら、誰もやらないししょうがないからしようかと自分の弱い心に言い訳をしていたところ、あっさりと決まってしまいました。すると自分の心の中で、「今しようと思ったのに」と残念がる心と「しないでよかった」と安心した心が潜んでいるのを感じました。ここで二つの間違いに気づきました。
まず一つは、しないならとことんまでしないという気持ちを貫いたらいいのに、中途半端にしようかなぁと思ってしまったこと。二つ目に、挙句にやろうと思っても、決心した気持ちのタイミングを他人に任せてしまったことです。
その頃はこんな分析はできていませんでしたが、嫌なスッキリしない気持ちを引きずっていたことを覚えています。今思えば、いままで絶対しないと思っていた自分がちょっと前を向いたことを評価すべきなのでしょう。もし自分があがり症でなかったらどうしていただろうと考えると、やっぱり何かを言い訳にしてやっていなかったと思うからです。たぶんそんな自分を嫌いになっていたのでしょう。
そして迎えた6年生の一学期の学級委員長を決める時、今回は逃げないと初めから決めて一番に立候補をしました。すると今回に限って数人が立候補をして、挙句投票になり投票数であっさり負けてしまいました。せっかく意を決して立候補したのにと思いましたが、私の中では、誰かが何かをしたらしようとか他人を言い訳にして逃げなかった自分をちょとは好きになってきたので、あまり気になりませんでした。そしてとうとう二学期には、念願の学級委員長になることが出来ました。そして運動会には旗をもって堂々と行進することが出来、いい思い出が出来ました。
それ以後、色々なことに対して順風満帆に来たかと思いきや、やっぱり弱い心も持ちながら右往左往しながら歩んでいます。出来る事と出来ないことが少しずつ分かってきて、できることはやろうと思うようになっています。そのため、仕事以外に税理士会の支部の研修委員長をしたり、納税協会の監事、協同組合の理事をしたり、プライベートでも飲み会の幹事などいろいろと役が回ってきています。今年は、町内会の役員が回ってきますし、子どもの学校のクラブの父母の会の役員にも当たりましたし、その上の学校の父母の会の役員にも推薦されました。出来ることはやっていこうと思っていましたが、できるけど時間的制約でできないということもあるのだと、今は学びました。今年は、「役」が多い一年になりそうです!
( 岡 本 清 臣 )
いつのまにやら
2015年を迎えたと思っていたらあっという間に2016年を迎えようとしています。
今年はパリで起こったIS絡みのテロを代表に不穏で不幸な事件が多くありましたね。また、中国の強引な手法により日本を含む近隣諸国との関係もあまり良いとは言えない状況が続いています。国内では箱根の火山活動による地震や、地球温暖化によるゲリラ豪雨や台風、天候不順など地球規模での異変も起こり続けています。経済発展優先をし続けてきたための罰が当たっているのかもしれませんね。
経済面をみるとTPPの大筋合意やアベノミクスによる経済効果?なのか株価も上昇し、連日のニュースでは大手企業の業績は好調とのことです。また、国内での混乱を巻き起こした東京オリンピックの競技場建設やロゴ問題などもありました。
それに年末には夫婦別姓についての判決がありましたね。これは現行通り夫婦同姓だとなりました。別姓にすると子供の姓はどうなることになっていたのでしょうか?現行のままで良かったと私は思うのですが、皆様はいかがお考えでしょうか?
良いことといえば、いろいろあるのでしょうが日本人によるノーベル賞の受賞でしょうか。ここ何年か日本人の活躍が目覚ましいですよね。ラグビーにスケートの羽生選手も。
これ以外にもたくさんの出来事があったはずなのですが、あっという間の一年でした。
さて、私自身につきましては、数年ぶりに平々凡々と穏やかに過ごせた年だったように思います。1~3月は確定申告作業に没頭し、ゴールデンウィークにはお伊勢参り、数年ぶりに訪れたUSJ、その後は受験生を二人(高3、中3)抱える我が家では遠出もなく学校説明会巡りをする(妻と娘たちだけですが)という時期を過ごし、年末を迎えております。娘たちの受験なのですが、自分の時よりはるかに心配で落ち着かないものですね。でも、子供を応援し信じる事しかしてやれないのですよね。親の大変さと偉大さを改めて感じさせられています。確定申告の最中にその結果が出るのですが、花が咲くのを待つばかりです。
2016年になると受験生2人と小6の3人の娘全員がそれぞれ卒業式を迎え、また新たな学校に入学する予定です。それぞれが階段を一段ずつ登って行ってくれることを楽しみに、それと今までの事を思い出しながら卒業式では泣くのかな?と思いを馳せつつ確定申告に突入していきたいと思います。
新年からはいよいよマイナンバー制度が始まります。年末には皆様方からマイナンバーを収集させていただきましたが、今後は金融機関など他のところからもマイナンバーの要求があるかも知れませんが、手軽に教えずに大事に管理してください。
最後に本年は申年、私は年男となります。また初心に戻り一から出直すつもりで日々邁進して行くつもりでおりますので、どうぞよろしくお願いします。
( 岡 本 靖 司 )