税務経営情報 vol.310
良い体験!!
中高一貫校に通っている息子は、3月に一応前半の中学生の区切りの卒業式を迎え、そして4月に後半の高校生になりました。区切りがあっただけで場所が変わるわけでもなく、メンバーもほとんどが同じだそうです。クラブも野球部のままでいくそうですが、中学と高校では大きく違うのがボールです。軟式ボールから硬式ボールに替わるので慣れていないと怖いものらしいです。以前甥っ子が高校野球をした時に遊びで硬式ボールでキャッチボールをしたら肩がものすごく痛くなり、四十肩みたいになりました(笑)
中学野球が終わってから慣れるために硬式ボールを使って高校野球部に仮入部をしていたそうですが、まだ体ができていないし、また野球部に入部するかどうかを悩んでいたので、それほど一生懸命やっていなかったのでしょう。4月の半ばに対外試合が解禁になってから初めての試合があったそうです。もともと強い学校ではないうえ選手の人数が少ないので、息子はベンチ入りをしていていました。9回「3-2」で勝っている場面で投手が四球で満塁押し出しをしてしまい、「3-3」になりこのまま引き分けかと思いきや、なんとライトにライナー性の打球が飛んできたそうです。そうそのライトに選手交代で先ほど出たばかりの息子が守っていたそうです。一歩が遅れてグローブに触ったそうなのですが、痛恨のエラーとなりサヨナラ負けを喫したそうです。自分のミスで負けてしまったと泣いていたそうです。
先ほどから「○○そうです。」とかが多いのは、その日私は息子の試合を見に行っていたのではなく、同じ時に娘の学校の定期演奏会に行っていたので直接見ているからではないからです。息子のつらい経験をしている時に娘は楽しい体験をしていました。娘は高校3年生になり、和太鼓部の副部長をしています。その和太鼓部の定期演奏会が行われました。妻は和太鼓部の保護者の会の役員をしておりその日は運営側で役回りをしていました。もちろん私もその日はお手伝いをしていました。演奏会が始まり娘が打っているところを見ると、「なんと気持ちよく打っているのだろうな」と。小さい体から楽しいオーラが湧き出している感じでした(親ばかです)いつも思うことですが、家にいるときと顔つきが全然違う・・。
和太鼓の演奏というのは、技術のレベルをそろえて心が一つにならないと聞いている側としては、あまり心に響かないのですが、揃ったときに来る与える感動は大きいものです。だから定期演奏会に向けてみんなのレベルを上げて、同じ方向に向けていかないといけません。昨年秋に先輩達が引退してからがチーム作りの始まりでした。部長・副部長らでチームをまとめていくのは大変で、部活が終わってからもずっと話し合っていました。先生からは怒られ、部員達は勝手なことをしたりしていたので、どうしているのかずっと悩んでいるようでした。娘は「自分でチームをまとめるのは苦手なタイプなのに、楽しく打っているだけでいいのに」と愚痴をこぼしていたこともありました。定期演奏会の位置付けは、全国大会の次に重要なものです。高校3年生はこの演奏会をもって引退する方もいます。だから娘たちも必死でした。もちろん親たちもそれに向けて何度も打ち合わせをしていたそうです。そういう諸々の事情を加味した上での定期演奏会だったので、楽しそうに打っている娘を見て感動をしました。娘は娘で色々苦しいことを乗り越えて今を迎えているのだなぁと。和太鼓を通じて良い経験をさせてもらっていることに感謝です。本来なら進路を考える時期なのですが、この経験を糧に頑張っていってもらいたいです。同じ日に息子は辛い体験でしたが、逆を返せばいきなりでそういう経験をできたことをラッキーと思ってこれから頑張っていってほしいですね。
親としては子どもから沢山の刺激を受けることができて本当に幸せです。
さぁ仕事頑張ろっと!!
( 岡 本 清 臣 )
~ご挨拶~
こんにちは、4月6日から岡本事務所の方で
お世話になることになりました新人の小西慶亮です。
さて、季節が春になり少しずつ気温も穏やかになってまいりました。私は自宅で観葉植物を育てていますがこの時期は成長期なので毎日成長を見守るのが楽しみです。
植物は犬や猫のように動きまわることはないですがよく観察すると日々変化していて植物も生きているんだなぁと感心します。
今は右も左もわからず周りの方々に助けてもらうばかりの私ですが少しでも早くみなさまのお役に立てるよう日々成長していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
健康マネジメント論 その1<「健康経営」って何?>
ご縁があり、紙面を受け持つことになりました谷口(culica)と申します。
今年から大学で健康マネジメント論を担当する、というお話をしたところ「顧客の皆様に役立つ情報を!」と相成りました。しばしお付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。
◇健康経営とは◇
そもそも「事業と健康って関係ないんじゃないの?税務経営情報になぜ?」と思われた方もおられるでしょう。ところが昨今、関係ありそうなんです。平成26年10月、経済産業省 商務情報政策局 ヘルスケア産業課が『企業の「健康経営」ガイドブック~連携・協働による健康づくりのススメ~』なるものを作成しました。(平成28年4月:改訂第1版)この中で「健康経営を始めよう」と経済産業省が呼びかけているわけです。
では、健康経営ってなんぞや?となるわけですが、経済産業省の資料によりますと「従業員の健康保持・増進の取組が、将来的に収益性等を高める投資であるとの考えの下、健康管理を経営視点から考え、戦略的に実践すること」1)p3だそうです。
資料によれば、健康投資と企業業績との相関を示すデータも存在するそうで、健康経営銘柄として東京証券取引所と共同で選定した企業はTOPIXとの比較において、株価が優位に推移しているとのことです。詳細は下記をご覧ください。
では、またお会いしましょう。(ご感想は岡本先生までお願いいたします)
1)http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kenkokeiei-guidebook2804.pdf
( 谷 口 知 子 )