輝かしい新年をお迎えのことと
心よりお慶び申し上げます。
本年もよろしくお願いいたします。

平成29年度は自然災害も多く、それに加えて残念ながら日本の製造業が築いてきた製品への信頼を揺るがす一連の不祥事。例えば東洋ゴム工業・日産自動車・神戸製鋼所・三菱マテリアル等一流企業が個々の担当者の不正にとどまらない会社ぐるみの犯行で世界からの評価は二流にと格下げも当然と思います。平成の時代も１年と４ヶ月この期間内に日本人全員が努力して信頼を取り戻す必要があります。
新しい戌年も、皆々様のご多幸とご繁栄をスタッフ一同心からお祈りいたします。

（スタッフ一同）

最近のお気に入り！

先日寒い日にゴルフをしたのですが、その時一緒にラウンドを回った方のグローブがゴルフで使用するグローブとは違ったので、変わったグローブをしていますねと尋ねたら、実は「ワークマン」で買ったものだと言われました。そのグローブは雨でも大丈夫で、寒さにも強く、また左右セットで買っても断然安いのだそうです。「ワークマン」って、建設業専門の衣類関係がおいてあるあのお店です。そういえば最近「ワークマン」のＴＶコマーシャルも流れていて、若い方が動きやすさやおしゃれさを強調した衣類を着て踊る姿をみて、頭の片隅で、建設業の衣類のイメージが大分と変わったなぁと思っていました。しかし私は普段はスーツで仕事をしているので、縁のないお店だなぁと思っていましたが、そのグローブがきっかけで一度「ワークマン」のショップを覗いてみました。既成概念でゴルフのグルーブは、スポーツショップで買うものと思っていたのに、よりによって建設業専門の店にあるグローブが使えるなんて目から鱗でした。

平日仕事で外回りをするとき、私は相手先に行ったときの駐車場のことを考えなくてもいいのと、小回りがきくので結構スクーターで移動しています。この時期は寒いので防寒対策をしっかりしているのですが、それでも寒いです。だから私の発想では、冬→寒い→防寒はスキー関連商品というイメージでグローブはスキー用品を使っていました。確かに暖かいのですが、スキー関連の商品は値段が高いのです。バイクに乗るだけなので、有名なブランドものは要らないのに、大体の商品にロゴが入っています。だからグローブの中の綿の弾力がなくなっても買い替えるのがもったいない気がしてずっと使っていました。すると防寒機能が落ちてきているので手がかじかみます。そして手袋を買い替えようと思って、近くに「ワークマン」があることを思い出して、入ってみました。最初はスーツを着ているので場違いなところに来てちょっと恥ずかしいなぁと思っていました。

「ワークマン」に入ってみると、いきなり建設業の衣類があるのかと思っていましたが、そうではなく防寒＆防風という見出しが書いてありました。そこでグローブを見に行くとロゴなんてない機能優先、値段優先のモノが沢山ありました。かといってダサいものではなく、シンプルでした。なぜか嬉しくなって、バイク用の防寒ズボンも買ってしまいました。今まで使っていたのは、風はしのげるのですが、寒さが伝わり長時間バイクを乗っていると足が寒くなっていたので、どうしようもないのかとあきらめていたのですが、今回買ったものは裏地にアルミがプリントされてあり寒さ対策ができたもので、かつ安いのです。

使ってみるとやはり防寒ができていたので、また「ワークマン」に行ってみました。次からはもう常連客のように恥ずかしがらずに入れました。そして気が付くとアンダーシャツやネックウォーマーなど買い物カゴいっぱいに物を買い、すっかりお気に入りになりました。カゴいっぱいと言っても安かったですよ（笑）

いままで既成概念で物事を捉えていたのかなと、こんなところでですが、ものすごく感じました。年齢とともにそうなってきたのか分かりませんが、刺激を受けたことは確かです。来年はもっともっと刺激を受けられるように頑張りたいと思います。
２０１８年もよろしくお願いします！

（　岡　本　清　臣　）

また１年・・・

明けましておめでとうございます。

本年も旧年同様、よろしくお願いします。

昨年一年もあっという間に過ぎ去ってしまいました。４０代最後の年でしたので体の変調などがどんどん出てくるのだろうなと不安と少しの楽しみを持っていたのですが、体力と記憶力の衰えのみを感じ続けた一年でした。この調子で５０代に突入するのが怖いような、それともここで踏ん張れるのか、自分自身と闘いながら、また楽しみながら平成３０年に立ち向かって行きたいと思っております。

ただ５０歳に何が待っているのか考えますと恐ろしい情景が…。
我が家の３人の娘が天皇陛下の退位直前､今から１年後相次いで受験を迎えます。どんなことになるのか自分のこと以上に不安いっぱいになってしまいます。心配しかできないのが悲しいところです。

それはそれとして仕事面につきましては、嵐の一年が経過し何とかペースを掴めるかと思っております。まだまだバタバタしておりますせいで、皆様方にもご迷惑を掛け続けることと思いますが、皆様のご期待に少しでも添えますよう頑張ってまいりますのでどうぞよろしくお願いします｡

（ 岡　本　靖　司 ）

平素は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。私が４月に入社したときはまだ桜の花が咲く少し前だった気がします。そして気が付けば年末。一日一日が早くあっという間の９ヶ月でした。

入社した時からドタバタとひたすら前を向いて走っていたという感じで年末になってしまったという一年でした。まだまだ一人前になるまでの道のりは長そうですが、皆さんに支えてもらいながら少しずつ前に進んでいるのかなと思っています。

来年もひたすら前に向かって走っていくことになりそうですが一日でも早く一人前になるために努力しますので来年もよろしくお願い致します。

（小　西　慶　亮）

健康マネジメント論　最終＜メタボと肥満の違い＞

大学での生徒達の授業は1月で終わりですので、このコーナーも最後となりました。健康を損ねるとお金がかかる、ということでこの連載を始めましたが、生徒達への最後の授業は健康に関連したお金の話をします。私はFP2級を持っていますが、資格取得のきっかけは、相談対応中に遺族年金の話が出たことでした。少しでも遺族年金を理解したいとFP3級、次に2級と取得しましたが、結果として、より深く健康を考えるようになりました。生徒達には「FPの勉強は自分の健康維持に役立つ」と伝える予定です。

メタボと肥満の違いは何？

岡本先生のリクエストで最後を締めくくります。メタボと肥満は、どちらもカラダに脂肪が過剰にたまることを問題視していますが、細かい点で異なります。一般社団法人日本生活習慣病予防協会※１）によれば、肥満とメタボの大きな違いは測定基準です。

	測定基準
肥満	脂肪が過剰にたまっているかどうかを判定するBMI※が基準
メタボ	内臓脂肪が溜まった状態と相関関係のあるもの※※が基準

※BMI（body mass index）は、体重（kg）を身長（m）で2回割った数値。25以上だと「肥満」
※※ウエスト周径・血糖・中性脂肪・コレステロール・血圧で2つ以上異常値だと「メタボ」　

肥満の場合は、肥満症に伴う病気（糖尿病・高脂血症・高血圧・動脈硬化による心臓病や脳卒中・脂肪肝・睡眠時無呼吸症候群など）が治療対象となります。メタボの場合は、動脈硬化の進行とより密接に関係している内臓脂肪型肥満を見つけ、動脈硬化の進行を抑えて心筋梗塞や脳梗塞を防ぐために治療をします。

現在思考バイアス

私は経済学部なので、やせたいと言いながらやせる行動をなかなかとれない人を経済学的にどう呼ぶのか調べました。「将来の利益よりも目先の利益や満足を選ぶ」のは「現在思考バイアス」※２）というそうです。つまり「近視眼的でリスクを軽視しがち」、ということです。リスクマネジメントの一環として、税務を考える前にまず健康を考えることは、税務と無関係ではありません。短い間でしたが、どうもありがとうございました。

（　谷　口　知　子　）

【参考文献】
１）一般社団法人日本生活習慣病予防協会　
　　http://www.seikatsusyukanbyo.com/column/metabolic-syndrome/02.php
２）『人生に差がつく経済学』週刊東洋経済　2017/11/25 東洋経済新報社