税務経営情報 vol.342
~やってみないと分からないなぁ!~
「すごい、ふかふかや!スタジアムの芝ってすごいなぁ!」新しいスタジアムのグランドに立ってそう思いました。 選手目線でスタジアムのスタンドを見るのは初めてだし、まだ使われていない真っ新のスタンド、 綺麗なLEDの電光掲示板、スタンドの上には傘があり、グランドの上は空が見えました 少しの間感慨無量でした。 でもこんなきれいな芝だったら仕方がないなぁと思いました。
先月1月11日京都スタジアムでのこけら落とし和太鼓公演の出来事です。 当日は朝早くにスタジアムに集合なので、 私たちのチームのメンバーは、 電車で亀岡駅に向かいました。 子どもたちは、朝早くて眠たそうでし たがみんなで電車に乗りちょっとした遠足気分でいるようでした。 そして到着後打ち合わせがあり太鼓をならべるのですが、その時にかならずグランドに入るときは、靴を消毒するようにと言われていました。 公演の数日前に主催者から連絡があり、「足袋は禁止です、靴で演奏をするように」み たいなことを言われました。 私たちにしたら和太鼓の演奏をスニー カ ーでするのは、 マ ナーに反するようなもので「なんでかなぁ。」と思っていました。 それにもともとスタジアムの真ん中で演奏するはずだったのにこちらも主催者側から端で演奏するようにということになり、 みんな少し憤りを感じていました。 本来こけら落としで、 盛り上げるために呼ばれたと思っていたのに、 扱いが悪いなぁと感じていました。
しかしグランドに立つとなぜ主催者がそう言っていたのかすぐにわかりました。なぜ消毒をして入らないといけないのか、足袋ではいけないのか、グランドの真ん中でできないのかを。 本気で芝を育てているのだと感じたからです。 だから太鼓を置くときは、もちろん地面に直接置かないでシートの上に置きました。 グランド隅から搬入するのも、通路を通って運びました。 大人の付度で邪険に扱われていないことが分かり、やっぱり何事も経験をしないと分からないものだなぁと実感しました。
ただ演奏場所がグランドの真ん中から端になったことにより、演者として困ったことになりました。というのは、主催者はスタジアムの真ん中にいるのですが、それに向けて私たち演者は、左翼と右翼に伸びて太鼓をセットしていたのですが、右翼はスタンドの傘の下にかかり、左翼はスタンドの傘から外れているので、太鼓をたたくと音があちこちから時間差で飛んでくるのです。リハーサルをする時間があったのでさせていただいたのですが、してよかったですね。 もうこれ以上ないぐらいバラバラでした(笑)自分の音はもちろん相手の音が聞こえないし、左翼と右翼で太鼓の掛け合いがあるのですが、どの音に合わしたらいいのかわからなくなり、みんな焦ってしまい曲ではなく雑音でしかなかったです。時間の関係でリハーサルは1回だけでちょっと不安でしたが、みんなリハーサルが終わった後各パートで打ち合わせをして、 本番ではちゃんとまとまりのある曲になっていました。そこはさすがだなぁと思いました。 初めて100人太鼓をさせていただいたのですが、みんなの音が合うと気持ちが いいのが分かりました。 もちろん合わないと最悪だということも。
東京では同じような時期に新国立競技場のこけら落としがあり、 全国で放送されていました。それに比べると規模は小さいですが、新聞記事になっていました。 私は左翼で演奏をしていて記者スタンドから一番遠いところだったのですが、 右翼は記者スタンドから近いところだったので、 右翼だけがしつかり新聞に写っていました。 立ち位置はやってみないと分からないですね(笑)
( 岡 本 清 臣 )
ハローワーク業務・システムの見直し
ハローワークシステムが2020年1月よりシステムの見直しが行われました。それにより変更になった点について紹介いたします。
ポイント1 新サービス「求人者マイページ」で、会社のパソコンから求人の申し込みができます。
ポイント2 新しい求人票で、 より詳細な情報を求職者に提供できるようになります。
1.会社のパソコンから求人申し込みや内容変更などの手続きを行えるようになります。
会社からインターネットサービスを利用することで来所不要で求人申し込み等ができることにより使い勝手がよくなりました。
2.新しい求人票でより詳細な情報を求職者に提供。
掲載する情報が増え、会社等のPR情報等も提供できるようになります。またインターネットによる求人は公開されるタイミングが早くなるので求職者に見てもらう機会が増えるのではないでしょうか。
参照:厚生労働省HP