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税務経営情報 vol.358

こんな時しか!

例年ゴールデンウィークは旅行に行ったり、友達とバーベキューをしたりして過ごすのですが、今年のゴールデンウィークは、大学のため九州で一人暮らしをしている息子に会いに行こうかと思っていたら、またコロナの緊急事態宣言が発出されたので、九州どころではなく、どこにも行けなくなりました。そのため長いゴールデンウィーク中何をして過ごすかが問題でした。

しかしこの5月というのは仕事が忙しい時期でもあるので、趣味がない私としては仕事という趣味で何日かを過ごしました。以前は仕事が趣味なんて寂しいなと思っていましたが、仕方がないので仕事をしていました。ただずっと仕事というのも悲しいなあと思っていると、娘が奈良県の黒滝町に吊り橋があるからドライブがてら行ってみないかと言うので、娘の運転技術の向上を兼ねて、少し遠出をしてきました。途中、昔ながらの道の駅があり、そこではニジマスの塩焼きが売っていて、それを食べたり、山の景色を楽しんだりしながら、小旅行の雰囲気を楽しみました。

でも長いゴールデンウィークは、まだまだ続きます。とりあえず近所のホームセンターに行き、何をするか店の中をうろうろしていました。そこで目にしたのが、カー用品のコーナーでした。そういえば車のボディーが汚れていたなと思い、ボディーの水垢取りを買いました。あまり車の汚れが目立ちにくい色にしているので、水洗いしかしたことがありません。試しに買ったコンパウンドのワックスを塗ると、というかこすりつけるとその部分が輝いて、新車のように輝きを取り戻してきました。しかし何年もほったらかしにしていたツケがたたり、綺麗にするのに何度も何度も擦らないといけないので、いくら時間があるからと言っても、体力と気力には限りがあって一日一面の作業になりました。最初は後ろの面から始めて、次の日は右面、三日目には前面と頑張りました。あと左面と天井だけとなりましたが、途中天気が悪くなったので、何日か放置。結局ゴールデンウィーク明けの日曜日に二面ともがんばりました。ちょっと綺麗になり、気持ちも晴れやかに。こんな時しかできないと思いながら・・・。

 それでも時間はあったので、またホームセンターに行きぶらぶらしていると、園芸品のコーナーがあり、土を売っているのを見つけました。そういえば庭の土がやせてきて量が減ってきているので、足し土をしようと思いました。こんな時しか思いつきもしません。土を見たら、なんと沢山種類があることか!野菜栽培用の土や、花用の土、肥料の種類もいっぱいありました。いままで全く興味がなかったため知りませんでしたが、こんなに時間を持て余すこの時しか色々気づけないことがあると改めて感じました。たまには時間の余裕を持たないといけませんね。

まだ時間があったので、実はもう一つ別の試みをしてみました。こちらは次回に披露させていただきますのでお楽しみに!

( 岡 本 清 臣 )

「 顧問弁護士の使い方 」後編

皆さんこんにちは。弁護士の佐野です。

 前回は、顧問弁護士の使い方前編をお届けしました。引き続き後編をお届けします。


3 何でも相談できる
 お金を払ってまで相談するまでもないとか、相談できるように整理できないので相談しづらいとか、法的問題かどうか分からないので相談しづらいとか、そういったときに顧問弁護士がいれば、気軽に聞けるようになります。

これは結構大事なことでして、弁護士がアドバイスできるのは法的問題だけではありません(人によりますが)。また、違う角度からの意見というのも非常に重要です。弁護士がアドバイスできなくても、問題を整理したり、分析したりする過程で見えてくるものもありますし、一緒に検討しているとアイデアが出てくることも多々あります。このあたりは私も得意とする方だと思います。どんな感じかは岡本先生にお聞きください。

この場合、前提として信頼関係が大事でして、それまでの付き合いであったりご縁があったりしないと、顧問弁護士をつけようという気にはなりません。また、飲み会などしながらざっくばらんに話しているうちにそういう相談になったりするので、親しい弁護士がいたり、何かの会に弁護士が参加していたりすると、飲み会に誘ったり話しかけたりして相談するというのもありです。

そういう方法がある場合は、わざわざ顧問弁護士をつけようということにならないかもしれません。また、コロナ禍の状況下で、飲み会をするというのもどうかなと思います。

4 弱みを話せる、深く話せる

私の場合、上記3のようなパターンが多く、得意な方でありながら、これで顧問弁護士になることはほとんどありません。自分でも非常にもったいないなと思ってしまいます。自分の売り上げもさることながら(そういう場合は相談料ももらいませんので)、相手にとっても浅い相談になってしまいかねませんので。それでも、相手が顧問弁護士を望まないのであれば、それはそれで十分かと思っていました。

ところが、アドバイスするにしても、必要な情報が少なすぎたということがポツポツあります。お金も払っておらず、飲み会とか、ちょっとした時間に相談したりしていると、相談する方は情報を絞ったり、弱点を隠したりしますし、相談を受ける弁護士も浅いアドバイスになってしまいがちです。相談する方が、問題の重要性を把握していて、お金を払ってでも相談したい、という気になっていれば特に問題はありません。「ちょっと聞きたい」というのが、結局中途半端になるということが増えてきました。社会情勢が下落しているということでしょう。きちんと相談しないといけないことが増えているのだと思います。

顧問弁護士を入れると、あんまりこれは言いたくないなあということも、存外抵抗なく話せたりします。金を払っているんだから、顧問弁護士なんだからきちんと相談しようという気にもなります。深く話せるようになりますし、弁護士としても、深い読みをしたアドバイスもできるようになります。これは、飲み会では無理ですね。昨今は、改めて、あえて顧問弁護士をつけるという意味を感じるところです。

顧問弁護士を必要としているパターンは他にもあります。やたらと訴えられることが多いとか、いつも株主総会が大変になるとか、社内のガバナンスが大変だとか、常にニーズがあるような場合もあります。顧問弁護士を入れているのがステータスや防御になる(特定分野で有名な弁護士だとか)とかいうこともありますね。
 ですが、まあ普通はそれほど必要としていません。


しかし、これをお読みの皆さんはご安心ください。私は岡本経営の顧問弁護士で、皆さんのご相談を無料でお聞きできますし、岡本経営はリモートでもご相談をお受けするサービスも始めました。お試しで相談をご予約くだされば、カウンセラー、プロファイラー、軍師の体験をしていただけるかと思います。へ~とか、こんな感じなんや~とか、感じていただければ幸いです。

それでは、後編もこれで終了です。今回はこの辺で。

( 弁護士 佐 野 就 平 )