税務経営情報 vol.361
コロナワクチン接種ドタバタ
巷では、ワクチンの接種が1回終わったとか2回終わった、という話を聞きだしました。もちろん高齢者の方は、もっと早くに打ち終わっている方が多いと思いますが、65歳以下の私たち現役世代では、ワクチンが足りないので、なかなか回ってきませんでした。正直打たなくてもいいのなら打ちたくないのですが、仕事柄たくさんのお客様とお会いするので打たないという選択肢はないのかなぁと思っていました。コロナに罹って重症化して、病院や周りに迷惑がかかるのも困るけど、外国製のまだよく分からないものを打つ怖さもありました。だからずっと悩んでいました。できるだけ人との接触をなくしてコロナに罹る確率を下げることはできそうですが、ワクチンを打ってDNAレベルで何か事が起こっても自分で調整できるものではないので、恐怖を覚えていました。またネット上では色々と本当かウソか分からない陰謀説が出てきて、恐怖をあおるので特に打つのを怖がっていました。
私は当初は7月の初旬に,かかりつけ医からの勧めで打つ予定でしたが、直前になってワクチンが不足しているので、キャンセルとなりました。この時は打つことが急に決まったので、心の準備ができていない中、仕方がないとあきらめ感で打つことを決意したのに、直前でキャンセルになってしまい、心のどこかで「助かった」という安心感がでてきていました。とにかく打つか打たないかでずっと行ったり来たりの毎日でした。そんな中、ある日私の子どもが、今日学校で打ってきたと事後報告がありました。お父さんはどうするか、こんなに悩んでいるのに、子どもは親に相談もなくさっさと打ってきていました。打つに越したことはないとは思いますが、悩まなかったのかと尋ねるとあっさりないと言われました。これから先が長い子どもにとって、本当かウソか分からない陰謀説は影響がなかったようです。
結局1カ月遅れの8月の初旬に第1回目を受けることになりました。その前に私の事務所の職員がM製のワクチンを打って、腕が痛いと言っていましたが、所詮インフルエンザ級の筋肉注射なので大したことがないと高を括っていましたが、腕から肩から首からとあちこちが痛くなりました。これらはまぁ言われていた通りの症状だったので、なんとかなりました。
しかし2回目を打った後の症状は、千差万別でした。前もって色々な方から聞いていると、2回目も大したことがなかったという人や、高熱がでてしんどかったという話を聞いていました。総じて若い人は、高熱や気怠さがでてしんどくて、年齢が高い人ほど大したことがないという反応でした。ちなみに子どもは、39度7分まで上がり2日間唸っていました。事務所の職員も打った者全員熱が出て休んでいました。さて私はどうだったか。
私は週の真ん中の水曜日の夕方に打ちました。そのあと普通に仕事をして帰りましたが、熱は出ないし気怠さもなかったのですが、急に眠気が襲ってきて、早々に就寝しました。翌日は結構な時間寝ていたにもかかわらず、まだ寝足りない状態で朝起きて、普通に仕事をしていました。朝熱を測っても平熱。1時間おきに測っていましたが平熱。自分では若い若いと思っていました(笑)が、ひょっとして体は年を重ねていっているのかもと思い始めていました。するとその夜ついに発熱、38度となりました。少し安心するとともに、少し遅れてくるところが若くもなく年いっているともいえず、年相応だろう、としんどい頭で考えていました。次の日も仕事をしていましたが、その日は頭痛がひどく一日中しんどかったです。水曜日という週の真ん中しか打つ日がなかったとはいえ、できるだけ週末に打つ方がいいのでしょうね。あとワクチンを打つと、万が一を考えて2日間はアルコール禁止と言われました。最初はこの暑いのにと思いましたが、飲もうという気にもなりませんでした。とりあえず早く収束して、お店で生ビールを飲みたいものです。
( 岡 本 清 臣 )
「国税庁HPより」