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税務経営情報 vol.373

体 験 談!

とうとうコロナに罹ってしまいました!罹ったことを報告するとやっぱりなとか、今まで罹らなかったのが奇跡だとか、色々言われました。自分でも、インフルエンザの時は流行に乗ってほぼ毎年感染してしまっていたので、たぶん罹るだろうなぁと思っていました。ただ最初の感染者になるのは嫌だなぁと思っていたところ、コロナ禍になって2年半以上が経ち、特に第7派のピーク時ぐらいに罹ったので、初期の頃に感染するより風当たりはましだったかと思います。しかし私自身、「誰かに感染させていないか」すごく心配でした。
その日の朝は少し体が怠く、昨晩飲みすぎたのかな、みたいな感じで始まりました。そして毎朝体温を測るのですが、今までと変わりなく平熱だったので、通常通り仕事をしていました。昼になってさらに怠さが出てきたのですが、体温を測っても少し高いかな位だったので普通に仕事をこなしていました。夕方近くになると、どんどん頭が痛くなり、悪寒が出てきて、さぁこれから熱が出てくるな、というのを感じました。この辺は風邪と一緒の感覚ですね。やっぱりコロナに感染したのかなと思って、直ぐに帰りました。家に帰って非接触の体温計で測ると、いきなり表示画面が赤色になり、ビービーと音が鳴って測定値をみると39度7分となっていました。この体温を見てさらにしんどくなりました。


とりあえず病院に行こうと家族がPCR検査をしてくれる病院に片っ端から連絡をしてくれたのですが、どこもいっぱいですと断られつづけ、結局遠く離れた医院で受け入れをしてもらえ、そこでコロナの診断を受けました。医院の入り口は、通常の診察とは別でガレージに面したところから入る別棟タイプでした。この時医療従事者に対して、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。その日は熱が約40度まで上がっているので、しんどいのですが、罹ってしまった後悔の念と、誰かにうつしていないかという心配もあり2時間おきに寝ては悪夢を見てすぐに目を覚まし、また悶々としながら寝る、というのを繰り返しました。起きた時には喉が渇いているので、ポカリスエットを1本飲み切って、悪寒と闘いながら翌朝まで過ごしました。
家では、隔離をして家族とは接しないように気を付けました。タオルは普段は共有しているのですが、この時はペーパータオルで使い分けをし、トイレに行ったら便座やらスイッチ、ドアなどをアルコール消毒して、またすぐ部屋にこもりました。もちろん歯ブラシも家族と一緒には置きません。ご飯も別室で食べて、部屋を出るときはマスクを着用していました。そのおかげかどうかわかりませんが、家族には感染せずに済みました。事務所の職員にも感染者が出なかったので、助かりました。
私の場合は2,3日で熱が下がりましたが、喉が痛く痰が絡む状態で咳が出始めました。そしてふと気が付くと、体には蕁麻疹が出ていました。当初しんどすぎてお風呂に入れなかったのと、数日は菌をまき散らすとあったので、お風呂に入らずにいたので気が付かなかったのですが、シャワーを浴びた時にふと体を見ると、蕁麻疹がいっぱいできていました。しかし痒みがなかったのでよかったです。あと喉は痛いのですが、食欲はあったのでしっかり食べる事が出来、回復が早かったのだと思います。アルコールはさすがに飲みたいと思わなかったですが、7日目ぐらいから段々飲みたいなぁ~という欲求が出てきたので、9日目には飲んでいました。熱が下がってからは、体力は落ちていたのですが家でテレワークをしていました。月末が近かったのでおちおちと休んでもいられず、とりあえず仕事をこなしていました。

コロナに感染してしまって、本当にご迷惑をおかけしました。これだけ感染者がでているので仕方がないと言えばそうかもしれませんが、やはり気が緩んでいたのだと思います。私が罹ったことにより、二次感染をされた方にも大変ご迷惑をおかけしました。
当事務所の職員や家族に感染していなかったことは良かったです。
周りの方の話を聞いていると「家族全員感染した!」と聞きます。うちは感染対策をしっかりしてくれていたので、大丈夫だったのでしょうか…。
決して仲が悪いからではありませんよ。皆様も気を付けてくださいね。

(岡 本 清 臣)

令和4年10月1日から雇用保険料率が変わります

雇用保険とは労働者が失業して給料所得を喪失した場合、労働者について雇用の継続が困難となる事由が生じた場合及び労働者が自ら職業に関する教育訓練を受けた場合及び労働者が子を養育するための休業をした場合に生活及び雇用の安定並びに就職の促進のために失業等給付及び育児休業給付の支給をしたりする雇用に関する制度です。

  • 令和4年4月から事業主負担の保険料率が変更になりました。
  • 令和4年10月から労働者負担・事業主負担の保険料率が変更になります。

令和4年4月1日~令和4年9月30日

事業の種類/
負担者
労働者負担 事業主負担 雇用保険料率
一般の事業 3/1,000 6.5/1,000 9.5/1,000
前年分 3/1,000 6/1,000 9/1,000
農林水産
清酒製造の事業
4/1,000 7.5/1,000 11.5/1,000
前年分 4/1,000 7/1,000 11/1,000
建設の事業 4/1,000 8.5/1,000 12.5/1,000
前年分 4/1,000 8/1,000 12/1,000

前の部分との変更点は色が変わっています。

令和4年4月1日の変更は労働者負担(従業員)ではなく事業主負担(雇用主)の納める雇用保険料が増えました。10月1日からは事業主負担だけでなく労働者負担の雇用保険料も増えます。

  • 10月の従業員の方の給料を計算する際、雇用保険料率の変更をお願いします。

令和4年10月1日~令和5年3月31日

事業の種類/
負担者
労働者負担 事業主負担 雇用保険料率
一般の事業 5/1,000 8.5/1,000 13.5/1,000
農林水産
清酒製造の事業
6/1,000 9.5/1,000 15.5/1,000
建設の事業 6/1,000 10.5/1,000 16.5/1,000

主な雇用保険に関するQ&A

Q 雇用保険(基本手当)の受給要件は?

A 原則として、離職前2年間に被保険者期間が12か月以上必要をなります。ただし、倒産・解雇等・その他やむを得ない理由により離職した場合は離職前1年間に被保険者期間が通算して6か月以上必要です。
被保険者期間の1ヶ月の計算とは離職日から1ヶ月ごとに区切った期間に賃金が支払われる日数が11日以上ある月を1ヶ月と数えます。
さらに、雇用の予約や就職が内定及び決定していない失業状態にある人のみに支給され次の要件を満たす場合のことを言います。
1.就職しようという意思がある事 2.いつでも就職できる能力(健康状態・環境など)があること 3.仕事を探しているにもかかわらず現在職業に就いてないこと
例えば、妊娠・出産・育児・病気・ケガですぐに就職できない場合は出来ません。

 (厚生労働省ホームページ)

(Q&A 労働者の皆様へ(基本手当、再就職手当)