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税務経営情報 vol.382

日常!

新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが、5月8日から5類感染症に変更となりました。これにともない、徐々にいままでの日常に戻りつつありますが、私自身を見てみると今まで以上に飲み会が行われ、それに参加をしてすでに飲み疲れになっています。久しぶりなので、と言われると、『そうだなぁ』といいながら参加してしまっています。やはりコロナ禍で鬱憤が溜まっているのでしょうか。そんな中、京都市伏見区にある羽束師坐高御産日神社で4年ぶりに羽束師祭が行われ、和太鼓演奏として参加させていただきました。

もともと地元には和太鼓チームがあったのですが、このコロナの期間で活動ができなくなり、チーム自体が解散してしまっていました。でも祭りには太鼓はかかせない、ということで、宮司さんから私が活動しているチームに白羽の矢が立ち、オープニングと神輿が巡航するところで演奏をさせて頂くことになりました。

まずオープニング。祭りの当日、生憎の雨模様。久しぶりの祭りなのにと思っても天候は仕方がありません。祭りには、神輿を担ぐ方やそれにかかわる方用に、飲み物や食べ物が用意されています。そこで私たちもご相伴させていただき、気合を入れるために、まずビールを一杯。神事が終わると、私たちの出番です。今回は地元のチームの使っていた大太鼓をお借りして、あと私たちの大太鼓を2台並べての大太鼓演奏。神輿の担ぎ手に見守られながらの演奏は、なかなか緊張しました。私たちのチームも人数が減っていたので、卒団した子どもたちにも急遽声掛けをして、手伝いに来てもらいました。少しブランクがありましたが、なんとかカッコよく演奏する事が出来ました。

次に神輿の先回りをして、老人ホームでの神輿の受け入れと、施設の入居者に対しての演奏です。小雨が降っていましたが、大きなビニール袋を太鼓に被せての演奏でした。神輿が到着するまでの間、入居者が見てくれているので、そこで急遽演奏を始めました。すると入居者の方々から拍手や投げキッスを受け、チームの子ども達も嬉しそうに投げキッスを返していました。さすが老人ホームなので、ここでは健全な飲み物しかありませんでした。演奏をした子供たちに沢山の差入をいただき、雨の中でしたが子どもたちは喜んでいました。

そして神輿の折り返し地点での昼休憩の演奏です。こちらは、担ぎ手さん達がお昼を食べてちょっと長めの休憩をするところなので、私たちの大好きな不健全の飲みのもが多くあり、私たちもお弁当を食べながらしっかり飲ませていただきました。この時も少し雨が降っていたのですが、火照った体にはちょうどいい雨でした。まぁいつもの通り酔っ払いながらの演奏となりました。

コロナが終息したわけではないですが、5類に移行したことによりやっとというか、ついにというか日常が戻りつつあります。この3年間のブランクは大きかったですが、この当たり前の日常を、今は楽しんで行きたいと思います。

(岡 本 清 臣)

戸籍法の改正(令和5年度中に運用開始見込み)

改正の要点

・行政手続きにおける戸籍謄抄本の添付省略(マイナンバー制度への参加)
 国が戸籍の副本に記録されている情報を利用して、親子関係その他の身分関係の存否を識別する情報等を戸籍関係情報として作成し、新システムに蓄積する。
 従来の戸籍謄抄本による戸籍の情報の証明手段に加え、マイナンバー制度のために作られた情報提供ネットワークシステムを通じて戸籍関係情報を確認する手段も提供可能にする。
 戸籍謄抄本による証明手段は、引き続き維持する。

・戸籍の届出における戸籍謄抄本の添付省略

 本籍地以外の市区町村において、新システムを利用して本籍地以外の市区町村のデータを参照できるようにし、戸籍の届出における戸籍謄抄本の添付を不要とする。戸籍事務内部での戸籍情報の利用であることから、マイナンバーを用いない。

・本籍地以外での戸籍謄抄本の発行
 自らの父母等の戸籍について、本籍地の市区町村以外の市区町村の窓口でも、戸籍謄抄本の請求を可能とする(マイナンバーカードや運転免許証等により適切に本人確認)。⇒さらに、自らや父母等の戸籍について、電子的な戸籍記録事項の証明情報(戸籍電子証明書)の発行を可能とする。

法務省HP「戸籍法が改正されてできるようになること」