税務経営情報 Vol.231
~ 親 ば か !! ~
9月も後半になって、やっと涼しくなってきて、秋の訪れを感じるようになりました。秋といえば、祭りの秋。祭りといえば、また太鼓!と行くのをやめて、秋の運動会!といきましょう。
運動会といえば、私の時は一番の花形は選抜リレーでした(いまでもそうなのでしょうが)。幼稚園の頃はこれでも(この体型でも)足が早い方でしたので、リレーの選手でアンカーを務めていました。しかし順番が回ってくるまでに大差で負けており、アンカーであったために1人トラックを回る結果となり悲しかった思い出があります。そして小学校の低学年の頃は、やはり体型のせいかリレーの選手になれるまではいかずせいぜい補欠でした。
そうなると花形であるリレーに出られなくなると運動会自体が楽しくなくなりますよね。皆さんはどうでした?私は私にあったもので楽しみを見つけました。それは、組体操!学年が上がるにつれて体重も増えていったので、組体操ではいつでも一番下。5段ピラミッドでも一番要の一番体重がかかることろで一番目立たないところ・・・、の組体操ではなく、実は応援団だったのです。
きっかけはジャイケンに負けたかなんかで、最初はいやいやだったと思います。というのも、あまり目立つのが嫌で、授業中でも手を挙げて発表するとか絶対しない子だったので。それが応援団の中で、みんなで団結をして自分のクラスを負けている時も勝っている時も一生懸命応援して、勝敗に関係なく終わった後の充足感がよかったので、結局中学でも高校でも応援団にいました。特に高校の時は終わった後の、打ち上げ(あの頃はディスコと呼ばれているところ)をして青春を楽しんでいました。
と前置きが長くなりましたが、実は私の娘が今年の運動会で応援団員になりました。娘曰く、応援団は学校が終わってから集まらないといけないし帰るのが遅くなるだの、ジャイケンに負けて仕方がないからという感覚だったのです。私の娘も、親の目から見てもどちらかといえば内気で人前で話したり、
リーダーシップがあって引っ張っていく感じでもありませんでした。親としては内心、運動会ではリレーの選手か応援団をしてほしいなぁと思っていましたが、走るのは遅いし、ましてはみんなの前で応援なんて恥ずかしくて無理だろうと過度な期待をかけないようにしていました(たぶん)。
それが応援団になり、毎日練習して帰ってくると「なんか楽しい」とか言うではありませんか。それだけで私としては、嬉しくなって(親バカです)当日が楽しみで仕方がありませんでした。
そして当日、一生懸命旗を振って応援している格好を見て感動していました(ほんと親バカです)。
そうなるとうちの娘はまだ5年生であと1年あるのに、「六年生にとって最後の運動会」という言葉にジーンとしたり、娘なので絶対にでられない組体操をしている男子の姿を見ても感動していました(ほんまにほんまに親バカです)。
これからの彼女の人生いろいろとあるとは思いますが、いろいろな経験をしていってほしいと思います。あとは、息子ですね(苦笑)。さてどうなることやら。
(岡 本 清 臣)