税務経営情報 Vol.249
~ 121大作戦! ~
2月26日某公民館で、またまた出演がありました。出演ということは、また和太鼓です。今回は普通の出演ではなく、その地域の方々のサークル活動の発表の場に出させていただきました。
ダンスあり、コーラス、民謡等々いろいろな発表があり、地域の交流が進んでいるなぁと感じました。ちなみに、私たちはこの地域に住んでいる住民でもなくて出演しているので良いのかなと思っていましたが、そこはその地域に住んでいる方と共同で発表の場ということで今回の出演になりました。
私たちの持ち時間は、10分間です。この時間内に3組の出演が行われました。トップバッターは、民謡で始まりました。私たちは、2番目で和太鼓を並べておき、その後ろで待機をしていました。今回和太鼓の演奏ではなく、歌謡曲に和太鼓を絡めての演奏で、メインは歌ということになっていました。じゃあ、「誰が歌うのか?」ですが、なんと私の父が歌うことに・・。父は民謡をしていて、その民謡の方の関係で毎年その場所で出演していたそうなのですが、今年はちょっと趣向を変えて出演してみようということになり、「親子」で出演したら面白いのではないかとなりました。
それもただの2世代の親子じゃなく、私の息子を含めた3世代の親子共演というのが実現しました。もちろん太鼓をたたくのは、息子と私の2人です。
もともとは娘も一緒に四人でという予定でしたが、娘は所属している和太鼓のチームの本番前ということあり、練習に行かないといけなかったので、で、結局男三人で出演することになりました。
オファーは昨年末からあったのですが、なかなか親子で打ち合わせができず時間が過ぎて行き、ついに年が明けてしまいました。
そして年明け早々、父が道路を横断中滑って右足小指を骨折してしまい、足にはギプスをはめ、松葉杖が離せない生活になり、また右足骨折のため車にも乗れず、私達が行き帰りの送り迎えすることになりました。最初のころは出演も危ぶまれ、一時は松葉杖をしながら、歌わないといけないのかと心配しましたが、1ヵ月半という短期間で驚異的な回復をしてなんとか間に合いました。
普段はこの歳になると、親子の会話というのがあまりありません(子供の時からかも・・)が、この間は行き帰りの車の中で、歌謡曲を聞きながら打ち合わせをすることができたので結果的に良かったのかもしれません。出演という共通の目標があったので、ちゃんと親子の会話を持つことができたのですから。
父との会話はなんとかできましたが、今度は息子との親子の会話です。当初恥ずかしいから出るのを嫌だと言ってなかなか了承しなかったのですが、「じぃじぃ(父のこと)が、一緒にできることを楽しみにしているから」と言ってなんとか納得させました。すると一旦やると決めたら練習も嫌がらず、また、こうやって打った方が良いと提案までしてくれました。
親子間で色々ありながら、本番を迎え無事に終えることができました。やり終えた後、息子に話を聞くと、結構楽しかったそうです。何よりじぃじぃの喜ぶ顔を見られたことが本人的も良かったみたいです。じぃじぃのためにという人のために一生懸命になるという経験ができただけでも良かったです。また周りの方から上手だったねと褒められたことも、本人的には満足できたようですね。私的にも、父(70歳)、私(41歳)、息子(10歳)と3人 で一つのことをできたことはいい思い出になりました。皆さまに感謝です、 ありがとうございました。
( 岡 本 清 臣)