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税務経営情報 vol.270

 平成24年12月に民主党野田政権から自民党の安部政権となり、アベノミクスを始め、デフレ脱却の政策を推し進め民主党時代の閉塞感から何となく明りが確認できるようになり、又2020年の東京五輪も決定し、一歩前進したことは事実と思います。しかし、我々中小企業にはまだ実感することはないことも事実です。

 一方、今年5月には出雲大社の60年目の式年遷宮、10月には伊勢神宮の第62回式年遷宮も無事に終わり、神様も新居で新しい生命力を持たれ、そして新しく変わるであろう日本を見守っておられると思います。
今こそ我々は会社を・家族を・地域をそして先人達が築かれたこの美しい国日本をより発展される事をスタッフ一同心からお祈りいたします。

(スタッフ一同)

~甘い!?やっぱり甘いな~?~

「ビックバン」と聞くと何を想像するでしょう?私は、最初「ビッグバン理論」を思い出しました。「ビッグバン理論」とは、この宇宙には始まりがあって、爆発のように膨張して現在のようになったというあの説です。私が子供のころから疑問に思っていた宇宙には始まりがありということは、その端はどうなっているのか?宇宙の向こうはどうなっているのか?ない頭でよく想像していたのを思い出します。

 しかし最近聞いた「ビッグバン」は、同じ「ビッグバン」でも「ビッグバン(BIGBANG)」という韓国の五人組のヒップホップダンスのボーカルグループのことをいうそうです(笑)知ってました?なぜ私が知っているかというと、娘がクラブでダンスをしている関係で、ファンになっていたからです。つい先日そのグループが、京セラドームでコンサートをするという記事を見て、娘にそのことを言うとどうしても行きたい!となりました。

 お父さんは、娘には弱いですね、なんとかしないといけないと思い、発売日の日程と時間を確認してその当日、もちろん外出していたので、携帯から電話を掛けまくりました。
私がコンサートのチケットを初めて取ったのは、中学二年生の時でした。その頃は携帯電話なんてないので、家の黒電話からジーコジーコとダイヤルをまわしていました。もちろんすぐには繋がらないので、また始めからダイヤルを回さないといけません。

 ちなみに私が初めて行ったコンサートは、大阪の厚生年金会館であった「少女隊」のコンサートでした。「ん?誰?」という方が多いと思います。私のまわりにも「少女隊」のファンがいなくて、仕方がないので大阪まで1人で行きました。さすがにコンサート会場まで行くと、同じようなファンがいっぱいいて楽しかったです。それに会場にはいっぱいの少女隊に関するグッズがあり、あれもこれも欲しかったのを思い出しました。でも中学二年生でそれほどお金をもっているわけではなく、チケット代も安くはなくもちろん京都からなので交通費もかかりました。だからグッズは見ているだけで、シールしか買えなかったじゃなかったかな・・。帰りの交通費代をつぎ込んで歩いて帰っても良いかなぐらいに思っていました。

 その「ビッグバン」は、「少女隊」と比べ物にならないくらい大物で、チケットを取るのも苦労しました。携帯でリダイヤル機能があってもなかなか繋がりませんし、電池がみるみるうちに減ってきました。諦めかけましたが、娘の喜ぶ顔を想像するとなかなか諦められません。

 しかしこのグループは、発売開始数分で売り切れになると聞いていたので、現実的に無理かなぁ、仕方がないなぁと思った矢先、なんと繋がりチケット2枚ゲットできました!娘に報告すると、ものすごく喜んでくれました。お父さんの役目を果たした感がありました。しかしここからもっと役目を果たさないといけなくなりました。
まずチケット代を支払い(これが結構な値段するんです!)、コンサートの当日の朝、食卓のテーブルに娘の財布が口をあけて置いてありました。中を見ると小銭が入っているだけで、寂しい財布でした。そう、グッズを買いたいためでした。自分の子どもの頃に苦い思いをしているので、仕方がなく(最近はホームページでグッズの一覧がありやっぱりいい値段していました)「福沢くん」を渡しました。

 夜のコンサートという事もあり、行きは奥さんが近くまで送っていき、帰りは私が大阪ドームまで迎えに行きました。コンサートは、19時開演だったので21時ごろ終わるのかと思い、入口付近で待っていました。しかし待てども待てども終わりません。しびれを切らして係員に聞くと、アンコールがあるのでまだまだですよと言われました。しかしひょっとして明日のことを考えて、途中で出てくるかもしれないと思ったので、ずっと外で待っていました。結局出会えたのは10時半ごろ。娘たちは初めてのコンサートで興奮して熱気ムンムン、パパはずっと外で待っていたので寒む寒む。帰りの車の中では、お腹すいているだろうとパンを用意してあげて至れり尽くせりの初コンサートでした。

「ビッグバン」は、宇宙には始まりがあるという論理で始まるものですが、こちらの「BIGBANG」は、娘にとってこのコンサートが初めてであり、娘曰く「次回も絶対行きたいし、パパ次も頑張ってね」と。これが始まりなのか・・・。
( 岡 本 清 臣 )

~あけましておめでとうございます。~

 私個人的には、運勢的に八方ふさがりだった平成25年から脱出し、灯りの見える平成26年がやってきたことを喜ばしく感じております。

 平成25年を振り返りますと、この時期は長女の高校受験という子供も初めて、親もまた初めての経験を間近に迎えてドキドキしながら1月・2月を過ごしておりました。何とかこの山を乗り越えて中学校を卒業し、高校に入学してくれました。また、次女は小学校を卒業し、中学校に入学いたしました。ドキドキの後にはうれしいことが続いていましたが、恐怖の夏がやってきました。自転車通勤の際に車に撥ねられるというしたくもない初体験をさせていただきました。頭から地面に落ちたためか、なかなかすっきりせず現在も治療の日々を送っております。
そんなこんなの日々を送っておりましたが、無事に平成26年を迎えることができましたのも、周りで支えてくださる皆様方のおかげだと感謝しております。

 今年は午年ということもあり、馬にあやかり時には疾駆し、時には並足でじっくり物事を考えながら、いろいろな方向から物事を見て進んでいきたいと思っております。アベノミクスなどもあり経済も世の中もどんな風に時が進んでいくか不透明な中、事業を継続していくことはますます難しくなっていくと思います。微力ではありますが、皆様方に何らかのお力になれればと思っております。今年も一年よろしくお願いいたします。

( 岡 本 靖 司 )