税務経営情報 vol.282
輝かしい新年をお迎えのことと
心よりお慶び申し上げます。
本年もよろしくお願いいたします。
平成26年12月14日第47回衆院選の投票が行われ、自公で3分の2を維持し安倍政権の長期化が確定しました。「アベノミクス」をこれからもより強力に推し進め、大企業だけではなく我々のような中小・零細企業そして東京一極だけでなく、地方にもデフレ脱却を確実に実感を持ってもらう様に訴えました!!達成する為には、政・官・財にまかすのではなく、日本人が世界の為にも努力する必要があるのではないかと思います。
新しい未年も皆々様のご多幸とご繁栄をスタッフ
一同心からお祈りいたします。
スタッフ一同
~社 会 貢 献!~
9月に一般社団法人相続遺言サポート協会という会社を4人で立ち上げました。4人のメンバーは、弁護士・司法書士・行政書士・税理士と、異なる士業で構成されています。どんな社団法人かというと、無料で相続セミナーを開催し、特定の資産家だけでなく、広く市民に対して支援を行っていこうと弁護士佐野先生の呼びかけでできました。
もともと相続税の基礎控除額が、「5000万円+1000万円×法定相続人の数」だったものが、平成27年1月から、「3000万円+600万円×法定相続人の数」と下がることによって、相続税を納める人が増えるとマスコミ等が騒ぎ、金融関係の会社や大手ハウスメーカー、税理士事務所等がこぞってセミナーを開催しています。ある意味この業界は活気があります。確かにこれまでの相続税の課税対象者は、1年間に亡くなる方の4%、100人に4人ぐらいの割合でした。その割合が、基礎控除額が下がることによって、10%ぐらいに上がるでしょうと政府は予測を出していますし、都市部では不動産の価額が高いので、もっと上がると思います。
でもこれは財産をたくさん持っていて、相続税がかかる可能性のある方を主に対象にして、いろいろなセミナーが行われています。しかし相続は誰しも必ず起こるもので、財産があるなしで判断するのではなく、被相続人の思いを伝えて円満な相続に持っていくのが本来の姿ではないでしょうか。相続が起こったばっかりに、兄弟間の仲悪くなったり、挙句の果て裁判までして自分の主張をする人まで増えています。2014年10月28日付日経新聞によると、相続争いの8割が相続財産が5000万円以下の場合だそうで、年間相続争いの件数をみると、2013年は約9000件あり、内相続財産が5000万円以下のケースが約6700件だったそうです。相続争いで多いのは主な財産が土地と自宅しかない場合で、不動産は簡単に分割できないため、取り分を巡って遺族の間でもめ事になりやすいそうです。
従って私たちは、それぞれが専門性を発揮してセミナーを行うわけです。セミナーと言っても、大人数に対して一方通行で行うセミナーではなく、少人数で和気あいあいとできるセミナーを行っています。それも神社や教会、お寺の檀家さんに対して月1~2回の割合で行っています。神棚や仏像の前で行うセミナーは、今まで経験したことがないです。税理士の立場で言うと、相続税が掛る、掛らないの基準をはっきり明示すると、安心されます。また税金は亡くなってからが問題になるので、それまでにできる事を聞かれることが多いですね。
次に、もめない様にするにはどうしたらいいのかを質問されてきます。皆さん色々な個別の事情を抱えておられるので、一人で対応していると困ることがありますが、この士業4人が揃うと色々な対応が可能になります。遺言一つとっても、ただ単にこの財産を誰に渡すとかを書いておくのではなく、なぜそのように分けるように考えたのかを記入する「付言事項」を付けておくと、被相続人の思いが分かるのでもめなくて済む場合が多いそうです。このように4人がタッグを組むことによって、皆さんの悩んでおられることが解消されて、たいへん喜ばれています。そういう一言を言っていただくと、ほっとしてよりやりがいが出ますこれからも頑張っていこうと思いますが、ただ、4人がそれぞれ仕事をもっているので集まる日を設定するのが難しいですね(笑)
もし相談したいことがある方は、言っていただいたら日程が合えばどこへでも伺います!
( 岡 本 清 臣 )
~あけましておめでとうございます。~
早いもので平成26年も終わり平成27年が始まりました。
平成26年を振り返りますと、消費税増税から始まり議員による国費の不正使用、衆議院議員選挙と国会議員などが関わることに振り回された一年だったようにも思えます。選挙の結果は皆様の投票の甲斐があったのか無かったのかはわかりませんが、選前の報道などでの予想どおり与党である自民党・公明党の大勝でした。野党は存在感が無くなってきているように感じているのは私だけでしょうか?そのせいか今後の日本の進む道を決める重要なものだったはずなのに、投票率が52%程度しかないというのは悲しいことだと思います(偉そうなことを言いますが・・・)。27年はどのような年になっていくのでしょうね。良い年になることを願っているのですが。
さて、私自身の一年はどんな具合だったかと申しますと、3月の確定申告が終わったとたんに引っ越しをしたことが最大の出来事でした。近所への引っ越しだったとはいえ、荷物の整理から荷造り、運搬(家具などは引越業者にお願いしました)そして荷ほどきとすることが山ほどありました。昨年の交通事故の影響がその当時はまだまだ残っていましたので、あまり重たいものや力のいる事をすると首が張ってしまったり頭痛がしてしまったりするので(今はほぼ回復しております)休み休み調整しながらしていたのですが、我が家の構成が男1名・女4名ですので、階段を上へ下へとウロウロしていました。結果、頸の張りがでたのと筋肉痛になってしまいました。この荷造りの際、自分の荷物を整理しながら処分するものと持っていくものを区分けしていると、それぞれのものに当時の事を思い出してしまってなかなか進みませんでした。思い出のあるものを処分するのは何か淋しいものですね。
その後9か月が経とうとしているのですがその時の片付けのおかげでしょうか?確かに持ってきたはずなのに未だに発見されていないものが数々あるようです。片づけられる所は余りないのに一体どこに行ってしまったのやら・・・。必要のないときに出てくるのでしょうね!
それと46歳になった私ですが最近よく感じることなのですが、小さい字やパッと近くで見せられた字が見にくくなってきてしまいました。所謂「老眼」というやつです。もともと近眼なので現在仕事中にかけている眼鏡は、遠近両用の眼鏡のお世話になっております。初めての遠近両用だったので老眼部分を軽めにしていたのでもうそろそろもう少し強いものに作り替えないとダメになってきています。近眼の眼鏡の時もそうでしたが、一度掛け出すと度数の進むのが早いように思えます。でも眼鏡を掛けないと見えないので仕方ないですね。新年からグチグチ書いてしまいましたが、未年の今年こそ良い年になることを祈りつつ精一杯頑張っていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
( 岡 本 靖 司 )